ピッキングというのは、鍵を使わずに特殊な工具を用いて不正解錠を行うことですが、日本でも過去にはこのピッキング犯罪が多発したために、ニュースでも随分と話題になりました。

ところで、こうしたピッキングという不正解錠は、お家のドアの鍵だけが狙われるというわけではないようなのです。実は、自動車の鍵にもピッキングされるリスクはあるようなのです。何故ならば、自動車の鍵を車の中に閉じ込めてしまったという場合には、JEFを呼ぶとすぐに解錠してくれます。こうしたプロの業者さんが、本来の鍵を使わないで車のドアすらも解錠ができるということであれば、当然車泥棒にとってもピッキングが可能ということになるでしょうね。私は素人なので、家のドアに付いている錠前の構造と車に付いている錠前の構造の違いまでは分かりかねますが、ピッキングに慣れている人にとっては、要領は同じなのかもしれませんね。ただし最近の車には、イモビライザーシステムが導入されているために、車のドア自体は問題なくピッキングで車内に入れたとしても、エンジンの始動ともなると難しいでしょうね。

また、最近の車には警報装置も標準装備されている車が多数あります。それは、高級自動車だけでなく軽自動車においても同様です。従って、ドアの鍵穴をカチャカチャとやり出した時点で、その場からすぐにでも退散したくなるような大きな警報音で威嚇されてしまうことでしょうね。私も以前、カミさんのダイハツのムーブ系の何とかという軽自動車のドアノブをカチャカチャとやっていたら、警報音が鳴り出して困ったことがあります。